仮想通貨をやる人にとって覚えておいたほうが良い基本用語を解説しています。
今回はレンディングについてです。貸株をやっている人には理解しやすいと思います。
レンディングとは?
仮想通貨を貸し出して利息を得ること

レンディングの種類
「満期型」と「自由型」の2種類があります。
満期型
・自分の保有している仮想通貨を決められた期間だけレンディング契約する。期間が長ければ長いほど年利は高くなる。
・期間は、14日、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年など取引所や仮想通貨によって異なる。
自由形
・年利は満期型と比べて低くなるが、契約期間を特に設けずにいつでも解約が可能である。
ただし返却される際に数日間かかる。
レンディングのメリット
・銀行に預けるより利率が良い
一般的な銀行の定期預金金利が年利0.001%〜0.2%に比べて、仮想通貨のレンディング金利は年利1%〜5%程度である。
・取引せずに仮想通貨が増やせる
仮想通貨の相場をチェックしながら取引をしなくて良く、放置して仮想通貨がもらえるので長期運用を目的にしている人には良い。
・安心して取引できる
貸す人と借りる人の直接取引はトラブルの元となることが多いが、取引所が仲介に入って取引をするので安心感がある。
レンディングのデメリット
・価格変動のリスクがある
レンディングで預けている期間は基本的に途中で解約が出来ないので、期間終了後に仮想通貨の価格が下がってしまう可能性がある。
・取引したい時にすぐ出来ない
仮想通貨の価格が上がって利益確定したいときや暴落して損切りしたくなった場合に手元に持っていないのですぐに取引が出来ない。
・運営会社の倒産リスクがある
万が一、仮想通貨取引所が破綻した場合に、レンディングで預けた仮想通貨が戻ってこない可能性がある。
レンディングを取り扱っている会社
日本国内の取引所では、6つ取り扱っている会社があります。
- コインチェック
- GMOコイン
- BITPoint
- SBI VCトレード
- BitBank
- BITMAX
取扱コインや貸出期間、年率、最小数量、中途解約など規定は各会社ごとに異なります。
コメント